最後に後ろ指を指しているのは自分自身

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以前、上司だった方がよくおっしゃっていた言葉だ。
僕もこの言葉が好きで、何かある事に心の中で反芻している。

前職の会社で10年ほど前、ウェブサービス事業部門の責任者だったその上司は、僕をモバイルの新規サービス企画の現場責任者に命じた。
僕はそれ以前にもモバイルの新規サービスを担当していたことがあったのだけど、結局は失敗して、別のプロジェクトをやっていた時だった。ちょうどそのプロジェクトも終わったところで、再度僕をモバイルの新規サービス企画の責任者に任命したのだ。
「良かった、お前がいてくれて。本当に助かったよ」
何も始まってもいないのに、彼は僕を見つけるなり、一番はじめにそう言ってくれた。
彼の中では、今後モバイル分野のウェブサービスを強化していきたいという思いがあって、そこを任せる担当者を誰にしようか思案していたところだったようだ。
僕はその一言のおかげで、その後ずっと頑張れたような気がする。あの4年間が、大変だったけど、自分の人生で一番よく働いたかもしれない。言葉の力っていうのは本当に凄いものだ。
「どんなにうまくまわりを誤魔化せたとしても、結局、自分自身は誤魔化せないからな。最後に後ろ指を指しているのは自分自身だぞ」
その上司はよくそう言っていた。
途中で体調を壊し、前線で指揮をとれなくなったその上司に、その後何度か会いに行った時も彼は同じことを言っていた。
他人や自分の身の回りの環境は関係ない。最後に自分自身が自分をどう見るのか、そこで本当の成功や失敗が決まる。
本当の自分は、今の自分に後ろ指を指していないだろうか?
うん、ここ最近は大丈夫。まぁまぁよく頑張ってる。
この文章を書いてて自問自答してみた。

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