チームマネジメントで大切だと思う7つのポイント

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世の中の仕事の多くは、個人ではなくチームで遂行されている。

会社に所属しようと、フリーランスで活動しようと、何らかしらのチームという概念を意識しながら仕事を進めていくことがほとんどである。

会社の場合は、所属部署がチームの基本単位になっていると思うし、経営陣もひとつのマネジメントチームである。また、会社や部署の枠を超えてプロジェクトチームのような形で推進する仕事もある。

そんなチームの中で、マネジメントをしていく立場にたった場合、どうやったら、チームメンバーの個々の能力を引き出しながら、より大きな成果を上げていくことができるのか?というチャレンジに立ち向かっていくことになる。

基本、チームマネジメントの手法に決まった型は存在しない。十人十色だと思う。人間相手のコミュニケーションなのだから、そんなものだと思っている。

ただし、どんなポイントを抑えればチームマネージメントが円滑に進むのか、という点については、いくつか共通する事項があるように思う。

今回、チームマネジメントで大切だなと思うポイントを僕なりに7つにまとめてみた。

誤解のないように言っておくが、僕自身がこれらすべてできているわけではない。ていうか、自分自身も過去、いろんな失敗をして、その中で「あ、こういうことって自分に足りてないところだよなぁ」と、反省しているポイントももちろん含まれている。

今も僕はディレクターバンクという会社のチームマネジメントを手掛けている。日々、今でも小さな成功と失敗を繰り返しながら、一喜一憂しながらチームマネジメントを手掛けている。

所詮、「人間だもの」だと思うので、何でもパーフェクトには行かないけど、目の前の自分の仕事で忙しくなった時についつい、こういった視点を忘れがちになるので、備忘録的にここにまとめてみた。

チームマネジメントで大切だと思う7つのポイント

1.チームの目標、目的を明確にして共有する。

目標とは目的の達成状況を定量化したものである。いつまでにどの数字をいくつにしたいのか?を明確にする。

大切なのは期間。3ヶ月後は短すぎるし、3年後は遠すぎる。半年から1年後の数字を目標としてまずは設定する。そしてその数字を達成するための月次のKPIを作る。

それと、その目標を達成することによって、誰のどんな課題を解決しようとしているのか?誰を幸せにしようとしているのか?チームのそもそもの活動目的、ミッションも明確にすることが必要である。

目的に大義を感じさせることができなければ、目標に対してもモチベーションを発生させることはできない。

そして一度設定したら、とりあえず修正せずにその期間、走り切ることも大切である。途中修正とかし始めると、目標や目的に対する信頼が失われてしまう。

仮に目標が達成できなかったとしても、目的に大義があれば、次のシーズンで新しい目標を設定すればいいんじゃないかと思う。

2.自分自身の動機や見解を初めに正直に話しておく。そして基本は希望を持っていることを伝える。

チームの目標、目的に対して、まず自分個人としてはそれをどう捉えているのか、正直な自分の考えや感想(ちょっとネガティブに感じている部分も正直に)をチームメンバーに話すことも重要である。

・今回の目標達成は難しいと思っているのか、それとも結構簡単にいけると思っているのか?

・このチームの活動目的は、自分にとってもやりがいがあると思っているテーマなのか?

・このチームの活動でどういうところに個人的に不安を感じているのか?

・自分自身、このチームの活動を通じて、どういった成長をしたいと思っているのか?

そんな個人視点の話を正直にすることによって、各チームメンバーも自分の意見や感想を正直に話していいんだ、という空気を創ることができる。

そして、最終的には、このチームの活動に希望を持っていることを、自分なりの言葉で伝えること。(当たり前だけど、チーム目標や活動目的に対して、悲観的な結論で自分の見解を終わらせてはいけない。笑)

この取り組みによって、最初の信頼関係の取っ掛かり(何でも自由に発言できる空気)を各メンバーと作っていくことが大切である。

3.チームの目標と各メンバーの役割、動機をマージする。

各メンバーと個別に、チームの中での役割と、そもそもの仕事に対する動機づけをマージしていくコミュニケーションを行う。

働く目的や動機というのは、一人ひとり違う。働く価値観やライフステージによって全然違うと思う。

それぞれのメンバーと個人面談をしながら、個々のメンバーの今後の働き方のニーズや課題をヒアリングしつつ、チームの中でどのような役割を担ってもらいたいのか、それによって本人にとってどんな成長機会が得れるのか、チーム視点と個人視点でのWinWinのポイントを模索することが大切である。

さらに、マネージメントしている立場から、各メンバーに対して、どんな評価をしてどんな期待をしているのかも、自分なりの言葉で伝えることが大切である。

1回の面談でWinWinのポイントが見つからないときは、正直に「まずはこのフォーメーションで走りながら、よりいいWinWinの関係が作れないか、都度話し合っていこうよ」と話すこともアリだと思う。

大切なのは、正解を見つけることではなく、一人ひとりのメンバーの働き方や成長についても一緒に考えていく姿勢をメンバーに受け入れてもらうことである。

4.課題設定と戦略・戦術をセットで考え、共有する。

目標を達成するためには、いくつかのチャレンジすべき課題を設定する必要がある。

課題設定とは、目指すべき未来を実現させるために取り組むべきテーマのことである。

この課題設定をミスると、そもそも課題が難しすぎてクリアできない、もしくは、課題がクリアしたのに目標が達成できない、のどちらかの結果に陥ってしまう。

なので、大切なのは、「達成できる見込みがある課題設定」であることと、「課題をクリアしたら目標が達成できる説得力がある課題設定」であること、の2点が大切である。

それと、課題設定だけしてメンバーに丸投げするのではなく、その課題に対してどうやって取り組むべきか、「戦略・戦術」仮説もセットで考えるべきである。

具体的には、課題に取り組むに当たっての初期の行動仮説とKPI、タイムスケジュール、投下予算の確保などがそれにあたると思う。

5.最初の一番風呂はまず自分が入って確かめる。

課題に取り組む際、初期の行動仮説を実行する時は、まずチームマネージャーの自分が率先してそれに取り組んだほうがいいと思う。

その姿勢を見せることによって、チームメンバーからも信頼されることがあると思うし、やはり自分がその一番風呂の熱さ、冷たさを実感しないと、その施策の評価を誤ってしまうからだ。

特に新規顧客開拓のための営業活動や、重要なステークホルダーとの折衝業務などは、自分が率先して取り組む事項になると思う。

6.定期的なチームコミュニケーションをマメに行う。

チームコミュニケーションは定期的に頻度高く、そして1回あたりの時間は短くが基本。

Agendaは、チーム全体のパフォーマンス(KPI・KGI)のデータ共有、課題取り組みの進捗状況の共有、各メンバーからのアラート・相談事項のキャッチである。

大切なことは2つ。1つは、滞っているタスクを見つけ、そこをドライブさせること。うまく動いていない業務について、何が問題なのか、そしてその問題解決にあたって、自分にどんな協力ができそうか、メンバーからヒアリングすること。

2つめは、各メンバーをエンカレッジすること。各メンバーのその時々のナイスプレーをとりあげて、

ねぎらい、感謝の言葉をフィードバックすること。

これらのマネジメントを通じて、チームの推進力にドライブをかけていくことが大切だと思う。

それと、各タスクの進捗状況、KPIを踏まえて、課題に対する取り組み仮説、リソース配分の優先順位も柔軟に変更し、都度、目標達成に対する活動計画のチューニングをメンバーと共有していくコミュニケーションも大切である。

7.定期的な1対1コミュニケーションでのフィードバック

3で各メンバーと個別に、チームの中での役割と、そもそもの仕事に対する動機づけをマージしていくコミュニケーションを行った後も、定期的なフィードバックを行う個別MTGは継続しておこなう。

例えば、3ヶ月か半年に1回程度。

チームの現状のパフォーマンスについてどう感じているか?その中で自分自身で得たいと考えている成果は実感できているか?率直な感想をヒアリングしつつ、こちらからも、本人の活動内容に対してどう評価しているか、できれば感謝の言葉をフィードバックする。

そして、今後さらに期待している期待役割があれば提示し、チーム、または会社の今後の方向性と、本人のキャリアプランの方向性を定期的にマージさせていく。

まとめ

チームマネジメントの目的は、チームとしてのパフォーマンスの最大化にある。

こうやって7つのポイントにまとめてみると、チームマネジメントの肝は、いかにチームメンバーと深いコミュニケーションが取れるかにあると思う。

自分が思っていることと、各チームメンバーが思っていることを、率直に交換し合える土壌があることによって、チームとしての推進エネルギーが発生する。

そして、そのコミュニケーションが深まり、相互理解や相互信頼が進めば進むほど、推進エネルギーが大きくなり、チームとしてのパフォーマンスが上がっていく。

そんな好循環のイメージである。

そのための前提として、「チームの成功」と「各個人の成長」という、WinWinの関係を成立させるアライアンスをいかにプロデュースできるか(コミュニケーションデザインできるか)が、今後のチームマネジメントの力量が問われるポイントになるかもしれない。

ちなみに「アライアンスという働き方の思想」という記事も書いてみたので、よければこちらもどうぞ。

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