リモートワークで朝会を始める

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ディレクターバンクでは、4月に完全リモートワーク状態になってから、毎朝30分、zoomで朝会をやるようになった。

基本、雑談をする、というルールである。一緒に仕事をしているフリーランスのWebディレクターさんにも声をかけ、朝から30分、雑談をしている。(参加は必須ではなく任意参加)

なぜ、朝会を始めたかというと、当たり前だけど、仕事しやすい空気を作っていくためである。

リモートワークが続くと、Web会議だけのコミュニケーションになって、お互い必要最低限のことしか話さなくなるので、結果、お互いの状況が見えにくくなる。見えないから変な遠慮も生まれて、相手に相談しにくくなる空気も生まれる。

1ヶ月やってみて思ったのだが、デジタルで、リモートで、かつストイックなワークスタイルになりつつある今日この頃、こういった一見懐かしいコミュニケーションフォーマットもアリなんだと思った。
ということで、以下、リモートワークで雑談の朝会を行うメリットを自分なりにまとめてみた。

1.お互いの仕事の混み具合がなんとなくわかる。

今忙しいのか、ちょっと仕事の余裕が出来てきたのかお互い分かり合えるってのは、当たり前だけど、とても大切である。忙しいのがわかれば、早いうちに相談に乗れるし、仕事の余裕が出来ていたら、新しい仕事の相談もできる。

2.相手の興味関心テーマを知ることで、より相手を理解することができる。

最近の引きこもり生活で、仕事以外でどんなことをして過ごしていたか共有していくことで、より相手のことを理解することができる。お互いの理解が深まれば、お互いに距離感も縮まるし、安心感も生まれる。その後の仕事の会話もスムーズに運びやすい。

3.雑談のネタを用意しなきゃと思うことで気分転換になる。

リモートワークをしていると引きこもりがちになって、気分を変えるきっかけが少なくなる。仕事をダラダラ続けていくことで、どうも煮詰まりがちになる。

そういう意味では朝会の雑談は気分転換になるし、自分の頭のスイッチを切り替えるいいきっかけになる。小さな一歩だけど、雑談のネタを用意しようと思って、仕事とは関係ないWebサイトを見るのはいい気分転換になる。

4.新しい情報が手に入りやすい。

雑談から新しい口コミ情報が手に入るというメリットは大きい。

僕はこの雑談の朝会で、新しいWebサイトやWebサービスの情報をいろいろ仕入れることができた。新しいオンラインプログラミングスクールのサイトを教えてもらって、有償会員として入会することにもなってしまった。

朝会で得た口コミ情報をきっかけに、ECサイトでモノを買ったり、有償のサブスクリプションサービスに加入することがこれからも増えそうな感じがする。うーむ。でも、これは貴重な情報源である。
 


以上な感じである。
僕たちの仕事の7割くらいはコミュニケーションによって成り立っている。そして、コミュニケーションの中身によって仕事の成果が大きく変わる。

いい仕事のアウトプットを生む、いいコミュニケーションってのは、やりとりする情報の中身もさることながら、その情報がきちんとお互いにやりとりできるレールが磨かれていることも大切だと僕は思っている。

言ってみれば、相手に対する共感とか信頼関係である。

コンテンツとコンテキストの関係でいうと、コミュニケーション上でやりとりされる情報(コンテンツ)だけでなく、コミュニケーションをとっている相手との関係性(コンテキスト)も、コミュニケーションの質と、その後の仕事のアウトプットに大きく影響するんじゃないかと思う。

ティール組織でいうところの「ホールネス(全体性)」であり、仕事の一面だけの乾いた付き合いではなく、安心して一緒に長く働いていける環境作りをどう実現させるか、がこれからのリモートワーク環境の大きな課題であり、それができる組織がリモートワークでいい成果を上げていけるのだと思う。

なので、部下がリモートで働いているか監視できるツールとかを入れるのは、そういう意味では組織の自滅行為につながるのでは?と思っている派なのである。
 

p.s.リモートワークについて、こんな記事も書いてみたのでよかったらどうぞ。

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