知識を身につけるためのアウトプット

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最近読んだいくつかの本でたまたま同じことが書かれてあった。それは、「インプットした情報はアウトプットしないと身につかない」ということだ。


インプットした情報を、自分の脳の中でいつでも取り出しやすい場所に定着させるには、自分の言葉に直してアウトプットするプロセスが必要らしい。それによって、脳の中でいつも使われる引き出しにその情報は格納され、忘れることが少なくなるとのこと。

 

出口治明さんの本では、インプットした情報を身につける方法は、何より「自分の言葉に直すこと」と書かれてあった。具体的な方法は2つあり、ひとつは「人に話すこと」、もうひとつは「文章に書いて人に見せること」とのこと。確かにそうかも。

一番簡単な方法は、面白い情報に出会ったら、すぐにまわりの人にそれを話すことらしい。子供が学校から帰ってきて、今日あったことを親に一生懸命話すのは、今日あったインプットを学びとして定着させる行動を自然に取っているのかもしれない。

僕も子供の学習習慣に負けないように、インプットした情報をできるだけ誰かに話そうと思う。話す相手がいなかったら、この公開してもOKなメモに書いて、自分の考えを整理しよう。

 

池上彰さんの本では、そもそもアウトプットを意識した上で情報のインプットをすることを薦めている。
毎月25本もニュース解説の連載を抱える池上さんは、常にどのようなネタを連載に書くか考えながら、日頃の情報収集をしているとのこと。そりゃそうだろうなぁ。

「アウトプットを意識してインプットし、実際にアウトプットしてみる。これが知識を定着させるための一番の近道なのです」と池上さんは語っている。池上さんにとってのアウトプットとは連載を書くことであり、出口さんがいう「文章に書いて人に見せる」ことと同じである。

確かにそんなことやっていると物知りになるだろうし、逆に、目的とか締め切りがない中で情報をインプットしていくことは、効率が悪い学習法なのかもしれない。

 

仏教の世界で、「教行一致」という言葉がある。知ることと実践することは両輪であって、同じ轍で走らないと車が傾いてしまって走れないように、物事には常にその2つの要素が必要だという考え方だ。

自分を成長させていくために、インプットとアウトプットを常に走らせていくことと、この「教行一致」という言葉は本質的には同じことを指しているのだと僕は思う。

 

知識を身につけるには、情報を自分の言葉で読み書きしていくこと。
全ての学びはそこからスタートし、そこに帰結する。

以上、そんな知識の身につけ方を、僕なりの言葉で文章にしてみた。あとは僕の脳の中で、いつも使われる引き出しに格納されたことを祈るばかりである。

 

 

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