なんだかんだ2ヶ月近く、僕は、完全リモートワークで、ほとんど家の外に出ない生活を続けていた。
そして、緊急事態宣言が解除されたのだけど、結論として、コロナが収束に向かっても、これからもリモートワーク前提の働き方でいいのではないかと思っている。
この2ヶ月は災難だったけど、未来から考えれば、リモートワークという働き方の貴重なトレーニング期間だったと思う。
Web関連の仕事をしている僕の周りの人たちの声を簡単にまとめると、「リモートでも普通に仕事してました」である。初めからわかってたけど、出社しなくていいじゃん、という感じである。
ディレクターバンクはもともとリモートワークでの働き方が基本だったのだが、この2ヶ月はクライアントさんもリモートワークになったので、打ち合わせで外出することがなくなり、ほぼ完全リモートワーク状態になっていた。
はじめはクライアントさんとは直接会って打ち合わせしたほうが、相手のニュアンスが汲み取れるので、リモートのMTGはなんだかなぁ、と思っていたのだが、何度か繰り返していくうちに、そうでもないことがわかった。
ということで、僕なりにこの2ヶ月、完全リモートワークの働き方をしてみて感じた、メリット、デメリットをここでまとめておこうと思う。
リモートワークの働き方で良かった点
1.移動時間がないから効率的
圧倒的に効率的である。僕の場合、今年の1月から3月の平均の月間移動時間は33時間使っていた。これが4月からほぼゼロになり、結果、1日の打ち合わせや商談の対応可能件数が1.5倍くらいにあがった。
2.コミュニケーションの回数があがって、結果、プロジェクトの進みがよくなった。
リアルでの打ち合わせと違って、リモートだと、小さな打ち合わせをzoomなどでさくっと設定しやすい。これは社内の人間だけでなく、クライアントや外部パートナーに対しても同じだ。
結果、コミュニケーションのキャッチボールの回数があがり、全体的にプロジェクトの運営スピードが上がってきたと思う。
3.服とか身なりとか気にしなくていいから楽
極論、上半身さえ小綺麗にしておけば、短パンOKなので、とても気楽である。あと、ニンニクを食べていてもOKだから、そのあたりもありがたい。
4.健康的である。
外に出ないので、外食や飲み会の機会が激減した。結果、健康的な生活になり、僕はこの2ヶ月で3キロの減量に成功した。
飲み会であろうが、ランチであろうが、やはり、外食は高カロリーであり、意味もなくたくさん食べてしまいがちである。
5.無駄なお金は使わなくなる。
結果、4月、5月は外出しなかったので、無駄な出費が激減した。でも、ネットでの買い物がちょっと増えた。
リモートワークの働き方で悪かった点(今後の改善点)
1.コミュニケーション量が増大。なんだか一人サポセンみたいになる。
前述の平均月間移動時間の33時間が、何に振り分けられたかというと、オンラインMTGである。
結果、家の中なのにひっきりなしに、zoom-MTGが開催され、なんだか一人サポセンみたいな状態になってしまった。
リモートワークの働き方では、オンラインMTGの合間にどうやって作業する時間や考える時間を確保するかが、とても大切だと思った。
2.移動がないぶん、煮詰まる時は煮詰まる。
移動時間のメリットをひとつあげるとすれば、景色を変えることで気分転換できる点にある。
自宅に篭っているとそれがない。
おそらく、「リモートワーク=自宅に篭る」という構図がおかしいのであって、煮詰まるようであれば、場所をかえればいいのである。
緊急事態宣言が解除されたので、これからは徐々に自宅以外でもリモートワークをいろいろ試して行こうと思う。
リモートワークの働き方についての僕の結論と想像
1.効率がいい、体調にいい、懐にもいい、ということで、基本ずっとリモートワーク前提でいいんじゃないか、と思う。
2.いろんな場所でリモートワークする働き方もなんだか楽しそう。
3.出社ありき、訪問ありきの考え方は一旦頭から外して、リモートワーク前提での働き方に頭を切り替えることができれば、一緒に仕事をする人の輪がもっと広がるんじゃないかな。
例えば、様々な理由で家から出て働けない人とか、すごく遠くで暮らしている人とかとも、もっとバリアフリーな感じで一緒に働けるようになると思う。
ということで、ディレクターバンクはリモートワーク前提の働き方をこれからも進めて行こうと考えています。
p.s.リモートワークについて、こんな記事も書いてみたのでよかったらどうぞ。
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