サラリーマン辞めて1年経った。

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今月で、サラリーマンを辞めて1年たった。
小さな所帯ながらも仲間と一緒に会社を経営して、色々ありながらも、なんとかやりくりしている今日この頃である。
おかげさまで、仕事のご相談やお声がけをいただくことも増え、いくつかのプロジェクトが既に稼働している。
また、今までのご縁からだけでなく、Webからも新規で直接ご相談いただくケースも増えてきて、ありがたい限りである。
まめにオウンドメディアやってきてよかった。
そんなこの一年を僕なりに振り返ってみたいと思う。少しぐらい振り返ることは大切だ。
サラリーマンを辞める前に、想像してた通りだったことと、想像と違ってたことに分けて振り返ってみたいと思う。

辞める前に想像してた通りだったこと(主に3つ)

1.いろいろやらなくてはいけない

まぁ、小さな所帯なので、何でも自分でやっている。自分の役割は、企画兼営業兼総務兼経理兼人事兼サーバー管理者兼制作スタッフである。けっして文字化けしている訳ではない。
いろんな業務をやってみて思うのは、世の中に「雑務」というものはない、ということだ。すべてとても重要な仕事である。タイムマシンがあったら、サラリーマン時代の自分に会いに行って注意したいと思う。

2.とにかく営業が大切

これも当たり前かもしれないけど、いくら自分がいいアイデアや能力を持っていたとしても、営業できなきゃダメということである。営業というのは、その良さをお客さんやパートナーにとって意味のある形に編集して提示するということだ。恥ずかしがっている場合でもないし、自己顕示欲が強くてもだめである。もともと僕は営業の人間ではなかったので、この点は特に自分に対する挑戦だと思って取り組んできた。
とは言いつつも、今まで仕事をしてきた自分のスタイルがあるので、慣れないことをやっても相手に見透かされてしまう。僕がやっている営業というのは、Webの会社なので、Webでできるだけ丁寧に情報を発信していくことと、直接いろんな方とお会いして、僕たちが協力できそうなことをできるだけ詳らかに正直に話していくことである。

3.仕事は楽しい。

自分で独立して仕事をすると、さすがに仕事は楽しい。憂鬱な仕事はない。なぜかと言うと、周りに嫌いな人がいないからである。僕は一緒に仕事をしたい人と仕事をしている。嫌な仕事というのは、そもそも仕事内容が嫌なのではなくて、嫌な人とやりとりしなければならない仕事を指すのだと思う。サラリーマンを辞める前に、既に独立して会社を経営している先輩から、「サラリーマン時代と違って、ストレスはなくなるけど、プレッシャーはあるよ」という話を聞いたことがあった。まさにそんな感じである。ストレスはない分、実はいつもドキドキしながら仕事をしている。

想像とは違っていたこと(主に3つ)

1.ビジネスプランは所詮ビジネスプラン

これは半分わかっていたことだけど、はじめに考えていたプランというのは、今となっては笑ってしまうくらいに綺麗に外れるものである。何もかも思った通りにいかない。本当は今頃だともうちょっと僕は楽な状態になっていて、夏休みに旅行に行ってたような気がするけど、実際はこんなブログを書いている。おかしいなぁ。
なので、学んだこととしては、とにかく新しいことを始める時は、その後のリカバリーを考えて、早くスタートを切るということと、できるだけランニングコストを抑えて始めるということだ。一番初めのスタート時に勝負はかけずに、とりあえずトラックに出て、周りの景色が見えてから自分の勝負時を考えた方が良いと思う。そのためには長距離を走る覚悟で初めから挑んだほうがいい。

2.商談ってそんなに簡単に成立しない

提案をした時、相手からすごくいいリアクションをもらったのに、その後全く音沙汰がないというケースを何度か経験した。日本人ながら、日本のビジネスマンは何を考えているのか全くわからない。
やはり学校ではないので、正しい答えを言ったから合格と言われる訳ではないのである。
昔、中坊公平という弁護士が、人を動かす3要素を「正面の理、側面の情、背面の恐怖」と語ったことがある。それぞれの要素はいろんな解釈があると思うけど、要は一辺だけのコミュニケーションで人が動くということはないということだ。
いろいろな面で信頼関係や条件が満たされないと、なかなか商談はまとまることはないし、そこまで行くにはそこそこの時間がかかる。
そういう意味でも長距離を走る感じでお付き合いさせていただく覚悟が必要だということを学んだ。

3.結局、サラリーマン時代と変わらないくらい電車乗ってる

結局、サラリーマンと変わらないくらい電車乗ってる。おかしいなぁ。週に4日くらいは平気で電車に乗って都内各所に行っている。喫茶店での打ち合わせなんかも多いので、コーヒーばっかり飲んでる。今後、僕みたいなスタイルで働く人は確実に増えるだろうから、喫茶店は同じ値段払うから普通の麦茶も出して欲しい。
以上な感じである。これからサラリーマン辞めて自分で何かやろうと思っている方にとって、何かしら参考になれば幸いである。
そして一応、定量的な視点でもこの一年を振り返ってみたいと思う。やはり今の時代、データ分析が不可欠だ。

2017/08/01〜2018/07/31の1年間の活動データ

仕事した時間
WORK(作業している時間) :年間1,712時間(月平均143時間/日平均7時間)→ 全体の61%
MEET(人と会っている時間) :年間 796時間(月平均66時間/日平均3時間)→ 全体の28%
MOVE(移動している時間) :年間 288時間(月平均24時間/日平均1時間)→全体の10%
WORK(インプット)とMEET(アウトプット)のバランスは、どんな月でもだいたいこんな感じ(60%と30%)である。
歩数 :3,129,120歩
歩行距離 : 2,364km(ex.札幌から鹿児島までの距離)
平均歩幅  : 75cm
消費カロリー: 681,045カロリー(ex.牛丼962杯分)
体重増減  : – 1.5kg
一年間に300万歩以上歩いたのに、体重の増減が-1.5kgというのが誠に無念である。引き続き経過観察したいと思う。

まとめ

なんだかとりとめなくなってしまったが、まぁ、とにかくこの調子で頑張っていこうと思う。(長文にお付き合いいただいてありがとうございます)

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