ディレクターバンクは、今月からおかげさまで10期目に入った。
気づけば、10年である。
サラリーマン時代、新規事業やサービスの立ち上げにはいくつも関わってきた。
ただ、同じことを10年続けた経験はなかった。
自分で事業をやると、「簡単に撤退する」という選択肢は、ほぼなくなる。
良くも悪くも、続けるしかない。
結果として、コツコツ積み上げるしかなくなる。
せっかくの節目なので、ここまで事業を続けてきて学んだ原理原則を、(10期目を記念して)10個書き残しておこうと思う。(順不同)
これから、自分で新しいビジネスを始める方、僕と同じ立場で毎日いろんなチャレンジをされている方にとってエールになれば幸いである。
では、行ってみよう。
自分で事業運営して学んだことまとめ
1.「差別化より、自分たちが何を大切にしているかを丁寧に語ることが大事」
他社との差別化や優位性って、正直、それほど世の中にはないし、仮に強引に見つけたとしても、それが一人ひとりの顧客に、納得感を持っていただけているかというと、案外、そうでもないケースの方が多い気がしている。
それよりも、自分たちが何を大切にして仕事をしているのか。
その姿勢をきちんと説明できるかどうか。
ここが、信頼や共感のスタート地点になることが多い。
世の中を見渡すと、他社との違いや差別化の説明で頭がいっぱいで、最初のこの一歩ができていない会社が、意外と多いように感じている。
2.「スタートはスキルや実績、ゴールは相性と好きかどうか」
仕事の入口では、過去の実績やスキルセットで選ばれることが多い。
でも、一緒に仕事をし始めて成果が出るかどうかは、相性だったり、取り組んでいるテーマに対する好き嫌いだったりする。
なので、Webマーケティング支援をする際、こちらのメンバーのアサインを調整する場合は、スキルや実績だけでなく、お客様との相性だったり、そもそも担当メンバーのやりたいテーマの仕事なのかどうか、という点を僕達はとても大切にしている。
会社勤めも、入社するときは給与条件や会社のブランドが判断材料だけど、辞めるときは人間関係が理由になることが多いと言われている。基本はそれと本質的には同じだと思っている。
3.「やる気があれば、だいたい何とかなる」
僕の好きな歌に「誰でも最初は一年生」というフレーズの子供の歌がある
(正式タイトルは「ドキドキドン!一年生」。名曲である。時々口ずさんでしまう)。
誰でも最初は未経験者だ。
年齢を重ねてからでも、遅くはない。
「営業は無理」「開発は無理」「デザインは無理」と、最初から自分の領域を決めつけないで何でもやればいいと思う。
やる気があれば、何歳からでも、何でもできるようになる。
やり続けていると、昔は見えなかった可能性が、ふっと見えてくる瞬間がある。
どんと行こう。
4.「幸運は、人の顔をしてやってくる」
これは、昔から好きな言葉だ。
仕事もプライベートも、結局は人との縁で、その後の展開が大きく変わる。
だからこそ、出会いやご縁は、できるだけ大切にしたい。
幸運を取りに行くなら、自分の殻に閉じこもるより、人に会いに行った方がいい。
5.「人は、中身より「人」を見ている」
コンテンツマーケティングや情報発信を続けていて、よく感じることがある。
注目されているのは、内容以上に、「誰が、どんな姿勢で発信しているか」ということだ。
発信する側は、コンテンツだけでなく、自分がどう見られているかを、常に意識することが大切なのだと思う。
さらに、ブレない一貫性あるスタンスとか、世の中にあまり日和らない独自の軸があるとさらにいいのかもしれない。
6.「ずっと続けていると、ある日、景色が変わる」
事業を始めた頃は、「その事業は◯◯な部分でちょっと難しいよね」といったネガティブなコメントをもらうこともあった。
でも、地味に続けていると、そんなコメントをしてくる人はあまり周りにはいなくなった。
何でも初める時は、親切心とかもあって、まわりの方々から色々アドバイス?いただくことは多いと思うけど、芯の部分は曲げずにやり続けていくと、いつか景色が変わってくるものだと思う。
世の中には正解とか間違いとかはそもそもなくて、自分が選択したものを正解にしていくことが大切なのだとつくづく思う。
7.「とにかく営業が第一。そして財務が第二」
ビジネスの基本は、まず営業である。企画でも制作でも開発でもない。
一人の顧客に、きちんと向き合い、最後まで成果に貢献できる関係を作れるか。
その次に大切なのが、財務。もっと言うと資金調達と税金(&社会保険)の知識。キャッシュフロー経営の徹底。
「営業」も「財務」も、会社にとってキャッシュが入ってくる仕組みを作るという視点では共通で、一番大切な第一歩である。まずキャッシュという血液が巡回していかないと会社は死んでしまう。
このあたりは、もっと世の中的に学べる環境が整ったほうがいいと思っている。
8.「暗く悩むより、明るくもがく」
小さな会社が生き残るための基本姿勢は、これに尽きると最近思っている。
とにかく日々トラブルは起きるし、いろんな「足りない」現実が次から次へと目に飛び込んでくる。
そこに対していちいち暗く悩むより、それは当たり前なのだから、とにかく明るくもがく。
「うわぁ〜、それ補う余裕ないわぁ」とか「でたー、大失敗〜」とか、まずは明るく言葉にしてみる。
すると今までなんとかなってきたのだから、これからもなんとかなるだろう、という漠然とした自信がみなぎってくる。
どんな時も「ピンチはチャンス」なのである。
9.「ゴールイメージを持って、仕事に向き合う」
仕事は、成功イメージを持って取り組むかどうかで、アウトプットの質が変わる。
成功イメージが持てない仕事は、作業になりやすい。
協力者に仕事をお願いするときも同じで、自分にゴールイメージがないと、お互い不幸になりやすい。
仕事を楽しく、納得できるものにするために、一つ一つの仕事にゴールイメージを持って取り組むことが大切だと思っている。
当たり前だけど、この事業は自分がオーナーシップを持っているのだから、自分でゴールイメージを持たないと誰も答えを示してくれない。
10「手を尽くした上で、仲間を信じる」
一緒に事業に取り組んでくれている仲間は、貴重な存在である。
僕はいつもそんな仲間からの信頼されていることを想像しながら、感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思っている。
そして信頼を決して裏切らないよう、僕も最善を尽くしたいと考えているし、いつでも仲間の成功と失敗は、自分の成功と失敗だと思って、受容していきたいと思っている。
ビジネスは顧客との縁だけでなく、仲間との縁もあって、成長していくものだよなぁ、と、最近つくづく思う。
以上である。
また思い出したことがあれば、この「公開してもOKなメモ」に、都度書き足していきたい。
10期目をおかげさまで迎えられた訳なんだけど、今期は、新たなに第二創業的な仕込みをいろいろ手掛けていきたいと考えている。
どんなことをやっていきたいのか、抱負的なものも、また別途、この公開してもOKなメモに書いていきたいと思う。
ということで、これからも頑張ります。
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