「運を良くする4つの法則を知ろう」という動画を見た。
イギリスの心理学者のリチャード・ワイズマン博士の「運のいい人の法則」という本をベースに、勝間和代さんがYOUTUBEで解説された動画だ。
どういう人が運がいいか、運が悪いか、いろんなサンプルを科学的に分析した本らしく、この本の中では、運がいい人に共通した法則が、以下4つあるとのこと。
1. チャンスを最大限に広げる
2. 虫の知らせを聞き逃さない
3. 幸運を常に期待する
4. 不幸を幸運に変える
超簡単に解説するとこんな感じ。↓
1. チャンスを最大限に広げる
幸運はいつどこから転がってくるかわからないから、運のいい人はいつでも外に向かってアンテナを貼って、幸運のタネを拾いやすくしているという話。例えば、いろんな人と積極的にコミュニケーションをとりに行ったり、外の新しい動きに関心をもったりしておくということ。今はなかなか外には出れないけれど。
2. 虫の知らせを聞き逃さない
運のいい人は、自分の直感や本能を信じて行動している割合が高いという話。そして、自分の直感や本能を常に磨いているとのこと。磨くためには、瞑想とか取り入れながらリラックスする時間を持つことが大事らしい。ブルースリーで言うところの“Don’t think. feel!”の境地である。
3. 幸運を常に期待する
運がいい人は、「きっと願望が叶う」という心持ちでなんでも取り組んでいるとのこと。だから、その夢や目標に向かって努力することをいとわないので、結果として成功する(いい運が訪れる)確率が上がるとのこと。そりゃ、そうだ。
4. 不幸を幸運に変える
運がいい人は、不幸なことが起こっても、その中に幸運なポイントを探すのが上手だということ。ポジティブシンキングが運をよくするポイントらしい。
「運がいい」というのは、何と比較するかによって解釈が違うだろうし、そもそも、当事者の気持ち次第なところが多分にある。
楽観主義者は不幸を不幸だと感じないかもしれないし、悲観主義者はなんでも不幸だと感じてしまうだろう。
「運をよくしたい」という他力本願的な思考で、そもそも何かの答えを探しにいくべきではないのかもしれない。
これらの法則を見てみると、結局、運というのは、自分からつかまえにいくもので、誰かから与えられるのを待っているものではない、ということを要は言っている。
そこには日常のコツコツとした「運を自分から捕まえるための習慣や心持ち」が重要成功要因としてあげられている。チャンスを捕まえる瞬発力ではなく、チャンスを見抜いて近づいていく、ほふく前進のような持久力である。
不運なことを嘆いても仕方がない。
誰かに期待してはいけないし、ましてや誰かを妬んだり、非難したところで、何もいいことは始まらない。
ちょうど今、新型コロナという、全世界的規模的に不運な状態が続いている。
今はそんな状態だけど、その先に、いい運を呼び込むために、僕は僕で目の前の「運をよくする」行動をコツコツ積み重ねていこうと思う。
大変だけど、お互い頑張りましょう。